2013年03月13日

チャベス氏死去めぐる 陰謀説?

ベネズエラのマドゥロ暫定大統領は、先週58歳で死去したチャベス大統領が患っていた癌について、チャベス氏の敵が誘発させた可能性があるとして、調査を開始すると発表しました。

来月14日に行われる大統領選に出馬するマドゥロ氏は地方テレビ局に対し、チャベス氏が、彼を邪魔だと思う勢力によって病気にさせられたと直感していると述べ、真実を突き止めるとの事です。

マドゥロ氏は、チャベス氏のがん発症の原因を特定するのは時期尚早だとする一方で、米国には病気の誘発が可能な研究施設があると述べた。

「全ては、チャベス氏の敵が最新技術を駆使してチャベス氏の健康を悪化させたと示している」との事です。

チャベス氏の敵が、癌を誘発させたとの主張は、チャベス氏自身が、2011年に癌と診断された後に明らかにしていました。

政府と対立する勢力は、マドゥロ氏らが陰謀説を主張することにより国民を日常の問題から遠ざける狙いがあるとみている模様。

チャベス氏の生前に後継者として指名されたマドゥロ氏は大統領選で、有権者の意識をチャベス氏に集中させようとする一方
野党側はマドゥロ氏がチャベス氏の死去を利用し、無能な人物だとの批判を強めているという。



Posted by asdf1111 at 17:03